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2021.06.25
# 看板# 製品# 工事# その他
看板の種類一覧【名称・用途・効果的な活用シーンまで徹底解説】
看板(サイン)には企業イメージや店舗の所在、商品・サービスなどのメッセージをお客様にお伝えする大切な役割があります。
看板は、皆さんが毎日のように目にするものですが、どのような用途で設置されているかまではあまり気にされたことが無いのではないでしょうか?
看板にも様々な種類があり、効果的な看板は店舗の立地条件や形状によって変わります。したがって、設置の際はその店舗に合った看板を計画することが重要です。ここでは、看板の主な種類とそれぞれの用途について簡単に紹介していきたいと思います。看板の設置をご検討される際に参考にしていただければ幸いです。
建植看板
読んで字のごとく、地面に建植される看板で、基礎を設置して単独で自立させる看板のことを建植看板と呼びます。
高さ15m程度の大型の物から、高さ2m程度の小型な物まで様々なサイズがあります。
大型の看板は「サインポール」等とも呼ばれます。通りに面した敷地の入口に設置することで遠距離からの視認を確保し、店舗の存在をアピールすることができます。
また、ガソリンスタンド等では価格やサービス内容を表示することで、他店との差別化や優位性をアピールすることもできます。
小型の看板は様々な用途に使用されます。市街地では障害物が多く大型看板ではかえって視認性が悪くなることもありますので、大型看板と同じような用途で使用する事もあります。
お客様を迎え入れる入口表示や進入禁止表示、高さ制限表示、ドライブスルー表示、方向指示などの自動車に対する案内や、自転車や歩行者に対しての案内(例えば、営業時間や休日などの案内)を目的にした看板など、近距離からの視認を対象とする看板もあります。
野立て看板も建植看板の一種です。野立て看板とは、街路や路地、田畑などに設置して、通行している自動車や歩行者、列車の乗客に店舗や企業名などをPRしたり、誘導したりするための看板です。
入り組んだ場所にある商業施設への誘導などに威力を発揮する看板でもあります。
あと「〇〇km先」や「駐車場〇〇台完備」などと表記して遠方の店舗への興味を抱かせる看板も良く見かけます。
建植看板に限った話ではありませんが、どんな距離から看板を認識させたいのか、何を対象にするのか(自動車?自転車?歩行者?など)、また対象はどんな速度で動くのか等を考慮して看板サイズや表示する文字サイズを計画する必要があります。
壁面看板
建物の壁面に平行に設置する看板の総称です。店舗の入り口上部に設置するファサードサインや、壁面の大きなスペースを利用して設置する大型の壁面看板もあります。
ファサードサインは言わば店舗の顔となるサインですので、そのデザインや雰囲気によって店舗のイメージを左右する重要な役割を担っているサインです。 箱形の看板もあれば、雰囲気作りのためにチャンネル文字やカルプ文字(文字のみのサイン)を使用する事もあります。
ファサードサインは店舗入口正面に設置する為、それなりに近づかないと視認できませんが、大型の壁面サインは遠方からの視認性を期待できます。建物側面の高所に設置することで、大型建植看板と同じような効果を得ることも可能です。
袖看板(突出し看板)
建物の壁面に垂直に突出すかたちで設置する看板です。テナントビル等で入居している会社名が縦方向に並んでいる看板を良く見かけると思います。
壁面看板とは異なり、壁面から突出していますので、車道や歩道からの視認性が良い事が特徴になります。袖看板があることで、前方にどんな店舗があるのかが良く分かり、目的の店舗が見つけやすくなります。
建物への設置だけでなく、支柱を建てて設置する袖看板もあります。用途は建植看板と同様ですが、支柱から突出して表示したい場合に有利な形状になります。
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屋上看板
市街地では、ビル屋上に設置された大きな看板を見かけると思います。東京では首都高速道路沿いに多く設置されていますね。遠距離からや高速道路からの視認に優れる看板です。
屋上広告塔は、設置費用が高額なため(またはそういうイメージがあるため)、その広告主は大企業のように見えるという特徴もあります。そのため、企業のイメージアップに役立つ看板でもあります。最近ではフルカラーLEDビジョンで画像を表示できる屋上広告塔も多くなっています。
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懸垂幕・横断幕
懸垂幕・横断幕はターポリン生地(布状のもの)に文字やイラストを表示したもので、イベントやセール期間用の短期使用を目的にすることが多い看板です。
デパートなどのビル壁面に設置する大掛かりな物から、建植看板の支柱に設置する小規模の物まであります。ターポリン生地を交換すれば簡単に表示内容を替えることが可能です。
置型看板
地面などに固定せず移動が可能な看板が置型看板です。設置場所の自由度が高いので便利に使用することができます。
ガソリンスタンドやコンビニエンスストアで自動車向けに使用している大型の物もありますが、店頭での商品サービスやメニューの紹介に使用される小型の物が多いです。
置型看板の用途は、建植看板や壁面看板、袖看板で店頭まで導いたお客様を、魅力的なサービスやメニューを紹介することにより入店に繋げることです。
置型看板は簡易的な看板で、強風時に倒れないようには設計されていない物がほとんどですので、強風時には屋内や直接風の当たらない場所へ移動する必要があります。
まとめ
ここまで、様々な看板の種類と用途を紹介してきましたが、単独で使用するよりも複数の看板を組み合わせて使用した方が看板の効果を発揮することができます。
例えば、ファサードサイン単独では店舗の正面まで行かないと看板を視認することができませんが、建植看板や袖看板を併用することで遠方からの視認も確保することができるようになりますし、置型看板を設置することで入店を促すことができます。
店舗の立地条件や形状によって、効果的な看板は変わってきますので、その店舗に合った看板を計画することが重要になります。
朝日エティックでは事前調査を含めた提案から設置後のメンテナンスまでワンストップで看板工事をお引き受けしております。
店舗や施設に看板掲出をお考えの方は是非ご相談ください。
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