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2024.09.25

# 建築工事# 工事

建築工事の見積書内訳書との違いや各項目の詳細について解説

建築工事の際に必要となる工事見積書とは、見積書の一種で建設工事を実施する際の金額などが記載されている書類です。工事見積書には、建設工事にかかる総額のほか、建物が完成するまでに実施する各種工事について内訳や工事金額が記載されています工事内容や費用の詳細を示す重要な書類です。見積書は、施主と工事業者の間で信頼関係を構築し、工事の透明性を保つために不可欠なものです。正確な見積書は、スムーズな工事の進行に貢献しま す。

建築工事の工事見積書を依頼するまでの流れ

工事見積書の構成

書類①I見積書表紙:工事の概要説明

建築工事全体の見積合計金額などが確認できるページとなります。建築工事の概要が分かる情報が記載されています。具体的には建設工事の合計金額、工事名や建設場所、見積作成者の氏名や連絡先などが挙げられます。

書類②I見積内訳書:費用の詳細説明

工場・倉庫内が高温になる一番の原因は屋根や壁です。
工場や倉庫によく使用されているる折板屋根は金属製であり、直射日光を受けることで表面温度が夏の猛暑日などは70℃近くまで熱せられることがあり、一般的な住居と比べて屋内であっても輻射熱により体感温度が高くなりやすいのです。

書類③l見積条件書

工事見積の内容が発注者提示条件を満たしているかなどを確認できるページ
見積条件書とは、ゼネコンがどのような条件を元にして見積を作成したかがまとめられている書類です。具体的にはエ期、施工範囲、根拠となる設計図書名などが明記されています。

建築工事で発生するエ種・項目について

工種① I躯体・土工事

工種② I仕上工事

工種③ I設備工事

工種④ I外構工事

工種⑤ I仮設工事

躯体・土工事土工事 山留工事
杭(地業)工事
コンクリート工事 仕上
型枠工事 工事鉄筋工事
鉄骨工事
PC工事
免震・制振工事
仕上工事組積(既成コンクリート)工事防水工事
石工事
タイル工事木工事
金属工事左官工事
金属製建具工事木製建具工事 ガラス工事
塗装工事
内装工事雑工事
仕上げユニット工事
設備工事
電気設備工事
給排水衛生設備工事
空調換気設備工事
昇降機設備工事
機械駐車設備工事
外構工事舗装工事
植栽工事
縁石工事
ライン工事
その他 バリカー等
チェーンポール

建築工事では何に貴用が発生する?

建築工事③

費目①I直接工事費

費目② I共通仮設費

費目③ I現場管理費

費目④I設計費

費目⑤ I申請費

費目⑥ I諸経費(法定福利費含む)

直接工事費工事に直接かかる費用で、建築工事、設備工事、外構工事などの個別の工事を全て合わせた費用。工事の材料費や職人の労務費、機械費なども含まれます
共通仮設費工事に直接的には関わらないが工事全体を進めるために必要となる費用で、工事の現場事務所や仮囲のフェンス、仮設電気水道代などの整備費用になります
現場管理費工事現場を管理するための費用で、現場監督の給与や交通費、工事に対してかける保険料などが含まれます
設計費工事を始める前に依頼する設計業務と工事の監理業務に対する費用です。設計料とも呼ばれますが、正確には設計監理料を指し設計と監理の双方の業務が含まれます。
設計料については、建物の種類・面積・必要な手続き等による変わります。
申請費建築確認申請、許可申請な等申請にかかる費用になります
諸経費(法定福利費含む)建設会社の維持管理や運営のための費用で、建設会社の本社や営業所に勤める社員の給与や、家賃・水道光熱費などになります

このように、工事価格は、個別の工事にかかる費用に各種経費が加わった価格と なっています。工事費・工事価格の構成を知ることで、工事見積書の作成の背景がわかり、全体像をつかみやすくなります。

工事見積書が適正か確認するポイント

ポイント① I材料の実勢価格を把握する

建設工事に使用する各材料の実勢価格の変動を把握することで、工事費への影響を確認する

ポイント② I見積内訳書の単価の適正を確認

見積内訳書の単価を、材料費・労務費・経費などに分解し実勢価格と比較をする

ポイント③I見積内訳書の数量の適正を確認

見積内訳書に記載されている数量を検証する。人間なので、大規模工事の場合ミスが発生して数量が過剰になっている可能性がある

イント④ I見積条件書の条件確認の実施

工事自体の規模と業者側の業務範囲行範囲が明確になっているかを確認する

ポイント⑤I業者へのこまめな質問の実施

工事見積書はかなり細かい資料であったり専門用語が多い書類であるため、不明点があったら業者にすぐに聞くようにする

建築工事の見積もりなら朝日エティックにおまかせください

建築工事における工事見積書の重要性と、各書類や項自の確認ポイントについて解説しました。工事見積書は、信頼性と透明性を確保するために欠かせないものです。正確な見積書を確保し、円滑な工事進行を目指しましょう。目的や規模によって、工事会社の得意不得意もありますので業者選びは実績などを是非ご確認ください。
当社では、ロードサイド店舗の建築・電気・塗装・看板工事を行っていますのでぜひお気軽にご相談ください。


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