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公開日:2022.04.14 最終更新日:2026.09.01
# 看板工事# 看板# 製品# その他

看板を新設・リニューアルする場合、どのような費用がかかるかご存知でしょうか?看板の製作費用はもちろん、現場での設置工事費用もかかります。こうした看板の費用は、看板の種類・サイズ・仕様に加え、設置場所の状況や法規制といった「現場の条件」によって大きく変動します。見積書の内訳や、なぜその費用が発生するのかという知識を持つことで、適正な予算管理やプランの再検討が可能となります。本記事では、看板の設置をご検討中の方に、「看板製作・工事の主な見積もり項目」と「失敗しない見積もり依頼のポイント」についてプロの視点で解説いたします。
まずは看板の種類と、それぞれの製作・設置費用を左右するポイントについて解説します。看板には様々な種類があり、立地条件やターゲットに合わせて使い分けられています。これらはサイズや使用素材、照明の有無といった「仕様」の組み合わせによって製作費用が変動し、さらに設置場所の環境によって工事の条件も異なります。
一般的な費用相場の目安として、簡易的なスタンド看板であれば数万円から10万円前後、建物の顔となる壁面看板は10万円から30万円程度が相場となります。一方で、ロードサイド店舗のポール看板や屋上看板のような大型タイプになると、400万円から500万円以上となるケースも少なくありません。また、近年導入が進むデジタルサイネージの場合は、機器の性能やコンテンツ更新費用を含めると100万円を超えることもあります。 ※上記はあくまでも参考価格です。看板の設置費用は、設置場所の状況や法規制、施工条件によって一台ごとに異なりますので、正確な金額についてはヒアリング後の個別見積もりにてご確認ください。
こうした費用を適正に抑えるためには、設置環境や目的に対して過剰な仕様を避け、メンテナンスしやすい素材を選ぶといった視点が重要です。初期費用だけでなく、照明交換や塗装更新などの維持管理費も考慮した予算計画を立てましょう。また、複数の看板を同時に計画している場合は、製作を一括で発注することで全体のコスト削減も期待できます。

建植看板
ロードサイド店舗やドライブスルーでよく使われる建植看板は、敷地内の小型サインから高さ10~15mの大型看板まで多種多様です。遠方からの視認性に優れ、店舗の認知度を高めるための強力なシンボルとなります。
こうした地面に固定するタイプは、看板のサイズや意匠に加え、地盤調査の結果に応じた基礎工事の仕様によって設置費用が変動するのが大きな特徴です。特に大型や重量のある看板の場合は、地震や台風等の自然災害に耐えうる安全性を担保するため、建築士による緻密な構造設計や、地下深くまで杭を打ち込むような強固な基礎工事が不可欠となります。これらは目に見えない部分ですが、長期的な安全管理と資産維持において極めて重要な工程です。

壁面看板
店舗の入口正面に設置する「ファサード看板」や、壁面を活かし間口一杯に設ける「大型壁面看板」があります。これらはお店の第一印象を左右する「顔」であり、ブランディングや集客において極めて重要な投資となります。
製作・設置費用は、サイズや素材に加え、壁面の状況に応じた取付方法の選定がポイントです。例えば、照明の配線ルート確保や、高さに応じた高所作業車の要否など、現場の施工条件で見積もりは変動します。また、長期的な美観を保つための耐候性に優れた素材選定や、メンテナンス性を考慮した設計を行うことが、将来的なトータルコストを抑える鍵となります。

袖看板(突き出し看板)
壁面から道路側へ突き出す看板は、歩行者や走行中の車からの視認性を高めるのに非常に効果的です。特に店舗密集地では、路地奥や空中階にある店でも、遠方から存在を認識してもらうための重要な誘導ツールとなります。
製作・設置にあたっては、風圧荷重を受けやすいため、壁面強度に合わせたブラケット選定や補強工事が安全確保に欠かせません。また、公道へ突き出す際は「道路占用許可」等の申請が必要なほか、設置階数や道路状況により高所作業車や誘導員の配置が必要になります。こうした施工条件や申請業務の有無が、最終的な施工費用に影響してきます。

チャンネル文字
立ち上がり(厚み)を付けた立体的な文字看板で、「切文字」「箱文字」「BOX文字」とも呼ばれます。金属やアクリルなどの素材を加工して立体的に仕上げるため、建物の壁面に直接取り付けることで、平面的な看板にはない高級感や奥行きのある存在感を演出できるのが特徴です。
製作・設置費用については、文字サイズや素材に加え、LED照明の有無が大きなポイントとなります。文字自体を光らせる「正面発光」や、文字の背面から壁を照らす「バックライト」など、発光方法の選択によって、本体価格だけでなく複雑な電気配線工事の有無が分かれます。

屋上看板
建物の屋上部分を利用して設置される看板で、ロードサイド店舗などで周囲の遮蔽物に邪魔されず、遠方からの視認性を最大化するために活用されます。製作・設置にあたっては、看板の重量や風圧が建物へ与える負荷を考慮した安全な設計が不可欠です。
費用面では、大型クレーン車による揚重作業や高所作業用の足場設置、現場周辺の交通誘導員の配置など、施工条件に応じた工事費用が大きな割合を占めます。夜間の訴求力を高める照明の仕様選定に加え、台風対策や経年劣化による事故を防ぐための継続的な点検・メンテナンス性を考慮したプランニングが、長期的なコスト最適化の鍵となります。

看板の見積もりの中には、看板製作費と施工費以外にさまざまな項目が存在します。例えば、大型の看板では「看板を吊り上げるためにユニック車やクレーン車が必要」、袖看板など高所に設置する場合は「バケット車などの高所作業車が必要」になります。また周辺道路の状況によっては一般車両や歩行者を誘導するため「交通誘導員が必要」、工事などで一時的に道路を使用する場合は「道路使用許可が必要」になります。このように看板を検討する際は、製作や施工の条件次第で発生するその他費用項目についても理解しておくことが重要です。現場や看板の状況に応じて発生する見積もり項目を一覧表にまとめましたので、参考にしていただければと思います(必ずしも全ての費用が発生するわけではありません)。
※看板は、一般的に全てオーダーメイドで作成されるものであるため定価が存在しておらず、各項目の金額は条件によって変動いたしますので、詳しい金額を知りたい場合はお気軽にお問い合わせ下さい。専門の担当者が、ヒアリングのうえ御見積書を提出いたします。
| 1 | 現場調査費 | 看板仕様の設定、施工計画するうえで必要な情報を得るために行う調査です。設置場所の状況に合わせて施工方法も確認し、使用重機・道路使用許可の要/不要なども確認します。 | ¥内容により変動(打合せの回数や、調査に重機が必要かなどで変動します) |
| 2 | デザイン費 | お客様のご要望や仕様に則り、屋外広告物規制や景観条例なども踏まえ、看板の意匠デザインを行います。 | ¥内容により変動(アイテム数や看板の仕様、重量や大きさで変動します) |
| 3 | 設計費 | 看板の意匠デザインが確定した後に、耐久性や消費電力などの要求事項に合わせ詳細設計を行います。 | ¥内容により変動(アイテム数や看板の仕様、重量や大きさで変動します) |
| 4 | 看板製作費 | 意匠デザイン・設計に則り、看板を製作します。 | ¥内容により変動(看板の大きさ・仕様で変動します) |
| 5 | 施工費 | 現場で看板を設置します。(夜間での作業は単価が上がります) | ¥内容により変動(アイテム数や看板の仕様、重量や大きさで変動します) |
| 6 | 電気工事費 | 照明器具がある場合、分電盤から看板へ電気配線を引き込みます。 | ¥内容により変動(電気容量、配線ルートなどにより施工は毎回異なります) |
| 7 | 基礎工事費 | 自立看板を建てる際、コンクリートや杭による基礎を施工します。地盤状況によって施工方法が変わります。 | ¥内容により変動(看板の大きさや高さで、基礎の大きさが変わります。地盤状況で地盤補強の施工方法も変わります) |
| 8 | 足場費 | 高所に看板を取り付ける場合、主にバケット車などの高所作業車を用いて作業を行います。 | ¥内容により変動(設置するロケーションで、機種や足場の範囲・工法も変わります) |
| 9 | 揚重機費 | ユニック車やクレーン車など、重量のある大型看板など吊り上げる際に使用します。 | ¥内容により変動(設置するロケーションや施工法で、機種も変わります) |
| 10 | 現場監督費 | 屋外広告士などの有資格者により、現場の安全管理と工事の品質管理を行います。 | ¥工数により変動 |
| 11 | 交通誘導費 | 営業中の店舗内や公道を使用して工事を行う場合、一般車両や歩行者を安全に誘導するために交通誘導員を配置します。道路使用許可が必要となる現場では、合わせて必要になるケースがほとんどです。 | ¥日中・夜間、道路の所有者により変動 |
| 12 | 産業廃棄物運搬・処分費 | 現場で発生した産業廃棄物の運搬・処分を行います。 | ¥内容により変動 |
| 13 | 各種申請支援費 | 現場の状況や設置する看板によって、工作物確認申請・完了検査申請、屋外広告物設置許可申請、道路占用許可申請、道路使用許可申請等を申請する必要があります。 | ¥申請の種類、現状の許可書類の有無によって変動(屋外広告物設置許可の申請代行を行う場合は、現状の看板の点検が必要になります。点検には別途費用が掛かりますので、ご了承ください。点検費用は、看板の種類、数量、設置ロケーションによって異なります) |
| 14 | 副資材費 | 養生材・両面テープ・接着剤・ボルト類など、工事の際に使用する備品や消耗品です。 | ¥内容により変動 |
| 15 | 交通運搬費 | 看板資材や重機を現場まで移動します。 |
| 16 | 諸経費 | 直接の工事費に含まれる以外の費用で、現場経費と一般管理費を合わせたものです |

先程お伝えした通り、設置場所や条件次第ではさまざまな費用が発生します。そのため、看板見積もりのお問合せを頂く際、わかる範囲での基本情報、相談事項などを事前にお教え頂くとよりスムーズにお話を進めることができます。もちろん可能な範囲で構いません。最終的な内容はご要望をヒアリングのうえ、必要に応じて現地調査などを実施し、御見積書を提案させていただきます。
朝日エティックは、【ヒアリング・プランニング・デザイン】~【設計・製作・各種申請・施工】~【監視・清掃・点検/補修メンテンナス・継続申請】など、屋外広告物(看板)に関する全業務をワンストップで承ります。
例:合併に伴い社名が変更となるため、全国150店舗を新しい社名看板に交換したい
例:新しいロゴの導入に伴い、看板のリデザイン等も含め看板の取換えを計画している
例:全国10カ所に新規出店予定、申請・製作・施工まで一括して任せたい
例:外壁に付けてある社名看板(W1,100mm×H400mm×D25mm)
例:サインポール(W3000×H3000)を検討中
例:歩行者から良く見える位置の看板、建物につける社名看板の設置
例:もう少し明るさが欲しい。夜間でも目立つようにしたい。
例:光ムラを無くしたい。
例:蛍光灯や水銀灯からLEDに切替えたい
例:自社所有のビル(○○ビル:東京都○○区○○1丁目2-3)
例:○○株式会社 ○○店
例:○月○日までに設置工事希望
例:来年度中を予定している
些細なことでも構いませんので、お気軽にお教えください。

優秀な集客ツールである看板ですが、一般的に頻繁に作り変えるものではありません。だからこそ看板製作会社を決める時は、品質・価格・納期・対応など、さまざまな視点から総合的に判断する必要があります。
| 項目 | 詳細 |
| (1)複数社に相談をする | 看板は基本的に店舗ごとにオーダーメイドで製作するため見積もり内容に差が生じます。また金額だけでなく、各会社ならではの特性や適応範囲の違いにより、どこに重点を置くかも変わってきます。何社かに提案してもらい比較したうえで、ご自分の条件にあう1社を選択して頂ければと思います。 |
| (2)譲れないポイントを明確にしておく | 製作会社によっては相談内容を聞き、新たなアイデアを出してくれることもあります。ただ看板製作の依頼に慣れてない方の場合、良い提案とわかってはいてもどこまで採用すべきか迷ってしまうと思います。今回の看板製作における当初の目的がブレないよう、納得するまで製作会社と打合せして頂ければと思います。 |
| (3)工期・納期に余裕を持たせる | 短納期で依頼した場合、通常より割高になってしまったり、屋外に設置する看板の場合、天候の影響で遅延してしまったり、予想外の事態が発生する可能性もあります。予算をオーバーしてしまった…、新規開店に合わせ看板設置を計画していたのに間に合わなかった…、というようなことが発生しないよう、余裕をもって見積もり依頼をして頂ければと思います。 |
朝日エティックでは、全国19拠点のネットワークを通じて、日々数多くの看板製作・設置工事を手掛けております。ここでは、その膨大な実績の中から、掲載の許可をいただいた代表的な事例を一部ご紹介いたします。本ページで公開できる事例は限られておりますが、実際にはロードサイド店舗の新規出店に伴うサイン計画から、全国展開企業のブランド統一プロジェクトまで、多岐にわたる課題解決の実績がございます。貴社の計画に近い事例の有無や詳細については、お気軽にお問い合わせください。
その他看板実績一覧はこちら

せっかく思いを込めて看板を製作・設置しても、依頼した会社によっては残念な結果を招く場合もあります。例えば、看板設置工事会社側の設置ミスによる事故や、条例違反による看板撤去などは絶対に避けるべき事態です。看板には、ブランドや商品・サービスなどのメッセージをお伝えする大切な役割があります。万が一、看板落下事故により人身事故が発生した場合、設置者責任を問われることになりますので、質の良い満足できる看板を製作・設置するためにも、看板製作・設置のパートナーは是非とも慎重に選んでいただきたいと思います。
| 項目 | 詳細 |
| (1)屋外広告業に登録しているか? | 看板の設置工事を行うには屋外広告業の登録が必要です。近年問題になっている、登録のない会社による条例に沿わない看板の設置や、看板の落下・倒壊を防ぐためにも、法令遵守を徹底しているか会社か確認してください。 |
| (2)屋外広告士や一級建築士など必要な資格を有しているか? | 工事やデザイン、申請などに関わってきます。さまざまな資格を保有している会社であれば製作から設置、申請支援、点検までワンストップで任せる事ができます。 |
| (3)構造設計力がある会社か? | 建築士の資格を有する設計者が在籍、または看板会社が一級建築士事務所として登録されていることなどが一つの目安になります。 |
| (4)アフターサポートサービスのある会社か? | 看板は設置したら終わりではありません。看板会社が責任をもって、許可期限前までに点検実施と継続申請を行うことができる情報管理の仕組みを有しているか確認が必要です。 |
| (5)見積りの内容について詳細な説明をしてくれるか? | 見積もりの中には、安心安全・確実なものを製作するために必要な項目が書かれています。見慣れない名称もあるかと思いますが、なぜ必要かをしっかり説明してくれる会社を選びましょう。 |
| (6)実績と経験は豊富か? | お客様の状況や環境ごとにさまざまなケースが考えられます。そして経験豊富だからこそ臨機応変に対処することができます。自分の条件に合わせてしっかり対応してくれる会社を選びましょう。 |

「看板見積もり」依頼のポイントまとめ
【1】今回どんな看板を製作したいかイメージを固めておく
【2】看板の見積もりにどんな項目が含まれるか把握しておく
【3】予算や納期、サイズ・種類、可能な限り情報を共有する
【4】自分の条件にあった会社を選別するため何社かに相談する
【5】法令遵守・品質・信頼できる会社かを基準にする
低価格だけで製作工事会社を選ぶのではなく、見積もりの段階で親身に相談・提案をしてくれるか、高品質であることはもちろん、対応範囲はどこからどこまでなのか(製作・設置工事・点検メンテンナス・申請支援など)、総合的に見極めて頂きたいと思います。
| 【19事業所で、全国エリア対応を実現】 ※お客様は当社窓口スタッフとの打合せのみで、全国網羅(北海道から沖縄まで)が可能です |
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