03-3265-9181
お問い合わせ受付時間:平日 9:00~17:30
ダウンロード
お役立ち情報
公開日:2022.09.08 最終更新日:2026.09.07
# 看板工事# 看板# 製品# その他

「文字」は看板にとって欠かせない要素の一つであり、看板はビジネスの宣伝やブランドのイメージ形成において非常に重要な役割を果たしています。文字に直接厚みを持たせる看板は「立体文字看板」と呼ばれ、主に「切り文字看板」と「箱文字看板」という2つの種類に分けることができます。
本記事では切り文字看板について、種類(素材)別の特徴や選び方のポイントなど基本的な内容の解説に加え、店舗開発における総合的な看板対応の重要性など、出店やリニューアルを控えたご担当者の方に役立つ内容をご紹介してまいります。

切り文字看板は、その名の通り板材を切って製作する看板です。
金属板、プラスチック板、シート材、木材などが素材として用いられ、ほとんどがコンピューター制御のNCルーター/レーザーで製作されています。シート材の場合はカッティングマシンを用いて製作します。切り文字は板材を切り出して製作するため、板材の厚みがそのまま文字の厚みになります。
【NCルーター】
ドリルのような刃(エンドミル)を回転させて切断する
【NCレーザー(加工機)】
レーザー光にて切断する
| 店舗・施設のファサードサイン | 企業の社名・ロゴサイン | ホテルや商業ビルの館名・案内表示 |
![]() | ![]() | ![]() |
| 店舗の入口上部や建物の外壁に設置することで存在感が高まります。フラットな文字と違い立体的なデザインなので光や影の効果を活かすことができます。高級感や洗練された印象を求める場合におすすめです。 | オフィスのエントランスや外壁に企業名やロゴを切り文字で設置すれば、目を引くだけでなくブランドの信頼感やプロフェッショナルな印象を与えられます。 | ホテルやオフィスビルの館名サイン、フロア案内などに使用すれば高級感を演出できます。 より格式のある印象にするには、表面仕上げの施されたステンレス文字などがおすすめです。 |

ステンレスは鉄を主成分としたクロム系との合金で、クロムと酸素の化合物が不動態被膜を形成するため錆びにくいのが特徴です。
表面処理には様々な種類がありますが、一般的には表面が滑らかであるほど錆びにくくなります。
看板の用途では「ヘアライン」「鏡面仕上げ」が多く用いられます。
▼関連実績
リニューアル工事|株式会社トータルメディア開発研究所
| ヘアライン仕上げ | 鏡面仕上げ |
![]() | ![]() |
| 単一方向への研磨によりつけた長い筋目がついています。光沢をなくし、つや消しを行なうことで落ち着いた雰囲気、高級感の演出が可能です。 | その名の通り鏡のような見た目で、反射率が高い仕上げとなります。細かい粒度の研磨材で研磨しさらに鏡面用バフで仕上げています。 |
| ステンレスの特徴 | 耐食性が高い、高級感がある、鏡面・ヘアラインなど研磨仕上げが可能 |

アルミは加工のしやすさと軽さにおいてステンレスより優れています。
融点が低く延びもよいので鋳造や塑性加工にも適している他、切削加工や溶接も可能です。 多くの加工法が使えるため様々な形に加工できます。アルマイト等で表面処理を行うことで錆にくくなり、耐候性もあるため屋外使用が可能です。軽量なので取り付けなども容易に行うことができます。
| アルミの特徴 | 耐食性が高い…表面処理(アルマイト等)塗装が必要 |

アクリルの特徴は透過性が高く、耐久性にも優れている点です。アクリル板を切り出して製作する切り文字は、表面と切り口が同色になるので側面から見ても見栄えが損なわれません。
しかし耐熱性は低く、野外で使用すると伸縮する可能性がありますので、屋内での利用が推奨されます。
アクリルは製造方法の差によって「押し出し材」と「キャスト材」の2種類に分かれます。切り文字を作成する場合は大きさや厚みによってどちらを使用するか選ぶ必要があります。
押し出し材はキャスト材に比べると安価で切断面もつるつるとした仕上がりになりますが、熱の影響が出やすい点に注意が必要です。厚みのあるもの(=高出力でカットしなければならないもの)であればキャスト製法の使用が推奨されます。
| アクリルの特徴 | 透過性が高い(種類による)、耐久性が高い |

カルプとは発泡ウレタン樹脂に添加剤(カルシウム)を加えた複合材で、カルシウム・イン・プラスチックを略してカルプと呼んでいます。
耐久性の面では金属系サインに劣るものの、非常に軽量で扱いやすいといったメリットがあり、耐水性・耐候性もあるため屋外使用も可能です。
板材の厚みも15mm~と他の板材よりも厚みがあり、厚みが必要な立体文字に最適です。表面にカッティングシート貼りや塗装を施せば、演出の幅も広がります。
▼関連実績
オフィスサイン・スタジオサイン設置工事|株式会社バックス
| カルプの特徴 | 軽量で扱いやすい、厚みが必要な立体文字に最適 |


アルミ複合板とは、発泡ポリエチレン樹脂等の芯材を2枚のアルミ板で挟んだものです。
芯材が樹脂であるため金属板と比較して軽量で扱いやすく、また耐候性や耐水性が高いタイプもあり屋外使用が可能です。加工も容易で様々な意匠や納まりに対応できます。一方、剛性に優れていてたわみも少なく、強い衝撃にも耐えられるといった特徴があります。
防火性芯材など不燃性を付加した材料を使用して不燃認定を取得しているアルミ複合板もあり、防火地区内の屋上看板や高さ3mを超える看板を設置する際、また内装制限で規定されている屋内など、不燃性が求められる場所で用いられています。
| アルミ複合板の特徴 | 軽量で扱いやすい、加工性が高い、平滑性が高い |

看板の文字表現としては、ガラス面に直接シートを貼り付ける「カッティングシート」も広く利用されています。
こちらは立体的な厚みを持たないため、立体文字看板とは異なる表現ですが、窓面サインや店舗内の案内表示などで活用される仕様です。立体的な切り文字とは用途が異なりますが、店舗デザイン全体のトータルコーディネートにおいて検討されるケースが見られます。
切り文字看板裏面にボンドや両面テープを貼り、直接壁面に貼り付ける方法です。
線幅があまり細いと両面テープをしっかり貼ることができない可能性があります。落下防止のため接着剤などを併用します。
切り文字看板の裏面にアンカーボルトが数本立っており、壁面に空けた穴にボルトを差し込んで取り付ける方法です。ボルトに浮かせパイプを付属することで、浮かせ付けができます。
切り文字からボルトやパイプがはみ出ないよう最小線幅を考慮する必要があります。
切り文字看板に用いられる代表的な素材について、一般的な厚みや特徴などを比較表にまとめました。素材の選定やサイズ検討の参考情報としてご利用ください。最小線幅については上述の通り取付方法も含めて検討する必要があります。
| ステンレス | アルミ | アクリル | カルプ | アルミ複合板 | |
| 厚さ(mm) | 2,3,4,5 | 2,3,4,5 | 2,3,5,8,10,15,20 | 15,30,50 | 3 |
| 最小線幅(mm) | 3~ (板厚以上) | 5~ (板厚以上) | 5~ (板厚以上) | 5~ (文字形状による) | 5~ |
| 材料価格指数※ | 7.6 (厚み3mmの場合) | 2.8 (厚み3mmの場合) | 2.3 (厚み3mmの場合) | 5.7 (厚み15mmの場合) | 1 (厚み3mmの場合) |
| 燃焼性 | 不燃 | 不燃 | 可燃 | 難燃 (材料メーカーによる) | 難燃または不燃 (材料メーカー及び種類による) |
| 特徴 | ・耐食性が高い ・高級感がある ・鏡面、ヘアライン等研磨仕上げが可能 | ・耐食性が高い (アルマイト等の表面処理、塗装が必要) | ・透過性が高い(種類による) ・耐久性が高い | ・軽量で扱いやすい ・厚みに必要な立体文字に最適 | ・軽量で扱いやすい ・加工性が高い ・平滑性が高い |
以下の情報を事前に揃えておくことで、スムーズにお見積りやご注文を進めることができます。
希望のサイズや形状に関する情報
ロゴや書体などのデザイン案、仕様などが決まっていれば見積依頼と合わせて提出しておくことをお勧めします。サイズや仕様などが具体的であるほど、見積金額もより正確なものになります。
デザインのaiデータがあれば、画像データから書き起こしする分の金額や時間がカットできます。
設置個所や周辺状況に関する情報
納品だけでなく取付工事まで希望する場合は、設置予定箇所や周辺状況について情報を揃えておきましょう。資料としては、写真・設置個所の構造や寸法がわかる図面などがあるとよいです。工事の話がスムーズに進む可能性が高くなります。
納期や条件について
設置希望日やご予算などの条件も予め伝えておきましょう。

文字看板を立体的に見せるには、文字の大きさに比例して厚みが必要になってきます。切り文字看板は板材を切り出して製作するため、板材の厚み=文字の厚みとなります。
大型の立体文字看板を検討している場合、切り文字よりも板材を曲げ加工して製作する箱文字看板の方がコストを抑えられる可能性があります。利用シーンに応じて適切な仕様の看板を選びましょう。
切り文字看板はインターネット通販でも取り扱われ、比較的手軽に入手できる点が魅力的です。小型・単品での使用であれば、そうした手法を活用するのも選択肢の一つです。
しかし一方で、チェーン展開や店舗全体のリニューアルにおいて単体調達してしまうと、価格以外にも以下の点がボトルネックとなります。
全店舗での統一感・クオリティ維持
「他の看板とのデザインの不一致」が生じたり、一社一社の基準がばらつくことで、ブランドイメージの統一を保つことが難しくなる傾向があります。
管理工数の増加
新規出店や改装のたびに、切り文字の製作会社、取付業者、電気業者…など、多数の業者との調整を行うことは、大きな負担になります。煩雑な事務作業やスケジュール管理にリソースが割かれることは、本来注力すべき業務が圧迫されるという課題につながります。
小規模業者での対応の限界
地域の小規模な業者では「対応エリア外」と断られたり、施工費が想定より高くなるケースも想定されます。
インターネット通販や単体の製作請負業者では解決できないこうした課題に対し、朝日エティックでは看板全般のトータルソリューションを提供しています。
| 全国どこでも同一品質の製品・施工 |
| 看板の企画から設置までに必要なすべての機能(デザイン・設計部門、自社工場、全国事業所)を有しており、一社発注で完結いたします。統一された品質管理により、全国どの拠点でも一貫性のあるブランドイメージを実現します。 |
| 窓口一本化による管理工数の低減 |
| この体制により、意匠案作成から施工まで迅速な対応を可能にしております。全ての工程が社内で連携しているため、情報の伝達ミスや工程の停滞を未然に防ぎます。お客様との窓口を一本化することで、ご担当者様の管理負担を軽減し、コンセプトを忠実に再現した看板を全国の拠点へお届けします。 |
| 全国対応可能な自社ネットワーク |
| 全国に19事業所と4工場を構え、各事業所には専門的な知識と技術を兼ね備えた資格者が在籍しています。 創業70年以上という実績が積み上げたノウハウにより、全国各地のお客様にスピーディかつ高水準のサービスを提供いたします。 |
今回は、切り文字看板の種類や素材別の特徴、選定のポイント、そして店舗開発における総合的な看板対応の重要性について解説してまいりました。本記事でご紹介した内容が検討の参考になれば幸いです。
店舗には切り文字看板だけでなく各種サインが組み合わされて設置され、これらすべてが店舗のブランドイメージを形作る重要な役割を果たしています。
朝日エティックは、全国に拠点を持ち、ロードサイド店舗を中心に、小型看板から大型看板そして切り文字を含むあらゆる店舗看板を、すべて一括でお任せいただける体制が整っております。看板トータルソリューションで貴社の店舗開発を強力にバックアップいたします。
店舗の新設、リニューアル、CI変更などをご検討の際は、ぜひ一度、当社へお問い合わせください。
▼関連事業
看板工事
看板・チャンネル文字製作