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2024.11.27
# 建築工事# 看板工事
人気店となる店舗ファサードとは?第一印象が決まる!集客を成功させるコツ
ファサードとは、看板や照明などを含め、建物を正面から見た外観のことで、集客率を大きく左右する重要な存在と言えます。例えばSNSや雑誌に掲載されている写真の印象のまま店舗を訪れた時、「思っていたのと違った、あまり良い印象ではない」と、実際のファサードを見て入店を避けられてしまっては意味がありません。ファサード次第で顧客の入店可否が決まる可能性もあるため、来店を促す工夫、定期的なメンテナンスは欠かせません。
最近のファサードデザイン事情
まずお客様は「目的客」と「流動客」のタイプに分類されます。目的客とは、事前にそのお店の存在を把握していて訪れるお客様のことで、流動客とは、店舗周辺を歩いていて偶然発見し訪れるお客様のことです。店舗ファサードは特にこの流動客の集客に効果を発揮します。本来入る目的では無かったお客様も、店舗に好印象を持ち記憶に残っていれば後日入店して下さる可能性があるからです。
また近年のSNS(Instagramなど)で、映える店舗を探す傾向も忘れてはいけません。過去訪れた人が「店舗が映える」との投稿見て店舗に訪れてくれる目的客もいます。店舗の外観が良ければこのどちらの客層も呼び込むことができるので、現在のファサードデザインが魅力的か今一度見直してみましょう。
店舗ファサードの重要な構成要素
看板
看板には、店名や商品・サービスなどの情報を伝える役割があります。それと同時にアイキャッチ効果もある為、お店の存在をアピール、呼び込むのに効果的です。またロゴやシンボルマークなどを使用した看板であれば、ブランドを視覚的に伝えることが可能になり、より店舗の認知度をあげることができます。
看板には「ファサード看板」という種類があり、入口上部や店舗正面の壁面などのスペースをうまく活用して設置します。箱型タイプもあれば、文字タイプもありますので、店舗のデザインやコンセプトに合わせて検討しましょう。
入口・窓
店舗内の様子が外から見えるファサードは、お客様に安心感を与えることができ、入店のハードルを下げる効果があります。
ガラスなどの素材を用いることで店内の様子がわかりやすくなるだけでなく、光を取り込み開放感のある店舗を演出できます。また店舗の入口を広めに設計することで、入店しやすい印象を与えられます。店舗ファサードを考えるうえで、入店の抵抗感をいかに無くせるかがポイントです。
照明
照明には、開店の有無を判断させる役割があります。明かりが付いていればOPEN、消えていればCLOSEと一目でわかります。特に夜間の照明は目立たせる効果もあるため集客には必要不可欠です。
また人間の行動心理を利用した入店誘導の戦略としても使えます。人は暗い所から明るい所へ引き寄せられる習性があり、エントランスより店内を明るくすれば店舗の奥へと誘導できます。店内店外ともに照明を有効活用することで、お客様の目につきやすく入りやすい状況を作り出すことができます。
入店に繋がる店舗ファサード
清潔感がある
店内の掃除は毎日しているが、店外の掃除は数ヶ月おきにしかしてないという場合もあるのではないでしょうか。多くの人は「不衛生な店舗」には不信感を抱き入店候補から外してしまうため、店外もキレイにしておかないと、売上や集客にもダメージが出てしまいます。外壁や床はもちろんガラスなどは特に汚れが目立ちやすいので、定期的な掃除を行い清潔感をしっかり保つ必要があります。
また掃除では解決しない老朽化部分については早めに修復を行う必要があります。軽度の劣化症状でメンテナンスをするのと、重度の劣化症状でメンテナンスをするのとでは、コストも修繕期間も大幅に変わってきます。店内はもちろん店外も日頃からしっかりとケアし、顧客の好感度を引き上げていきましょう。
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視認性・誘目性が高い
入店してもらうためにも、まず店舗の存在を認識してもらわないといけません。近くにいる人には視認性(見つけやすさ、目で見たときに対象物やその意味合いを正しく理解させやすくする)を工夫し、遠くにいる人には誘目性(目立ちやすさ、意識をしていなくても自然に目に入り物事を発見させやすくする)を工夫しましょう。
店舗ファサードの視認性や誘目性を高めるには、お客様の視線上に看板を設置する、文字や色を際立たせ他店と違う演出をするなど、人を惹きつける/人に認知してもらえる工夫が必要です。
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コンセプトが明確
ファサードで店舗コンセプトを理解させるには、ファサードを構成する外装や看板などの色・素材・形状・照明などで表現する必要があります。またロゴやブランドカラーを用いることで、他店との差別化をすることも重要です。
例えば、カジュアル店舗の場合は「店内が見えるオープンなファサードデザイン」にすることで賑やかで開放感ある雰囲気になり、高級店舗の場合は「店内が見えにくいクローズなファサードデザイン」にすることで非日常的で特別感のある雰囲気を演出することが可能です。見えるデザインで入店検討のハードルを下げる演出も、見えないデザインで外からの視線を気にさせない演出も、呼び込みたい顧客に合わせて設定することが大切です。
店舗ファサードの注意点
素材の選定
ガラス
店内の様子が見えるためファサードデザインの中でも人気が高く、多くの店舗で取り入れられています。しかしファサードでガラスを使用する際には注意点があります。ガラスと言ってもさまざまな種類があり、普通タイプから強化ガラス・複層ガラスまであります。台風が多い地域などでは災害時にガラスが割れるケースも発生しており、ここでは耐久性に優れたガラスを選ぶ必要があります。またガラス面が多いと日光により室内の温度に影響が出る可能性もあるので、遮熱断熱効果があるガラスを使用するか、もしくは遮熱シートなどで対策しましょう。
タイル
壁面や床など使われるシチュエーションはさまざまですが、それぞれに適したタイルを選ぶ必要があります。
・壁面用と床面用とでは、必要な強度と適した表面形状(凹凸)が異なる
・屋内用と屋外用とでは、防滑性や耐凍害性の違いがある
それぞれ使用する場所に合った機能を備えているため、専用のタイルを選ぶようにしましょう。
フィルム
マーキングフィルム(色と粘着剤が付いた装飾用塩ビ)は、ウィンドウサインや壁面看板、屋外用ルーバーや軒天井などでよく使用されます。ファサードで使用する屋外用のフィルムは耐候性に優れており、変形・変色・劣化等の変質を起こしにくいのが特徴です。対候性の目安などは各メーカーのブランドごとに異なるため、デザインと用途に合わせて選ぶ必要があります。
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景観条例・屋外広告物条例
景観条例
景観条例とは、美しい町並み・良好な都市景観を形成し保全するため、都道府県や市町村など各自治体が景観法に基づいて制定している条例のことです。場所によっては厳しい条例を定めているところもあり、有名チェーン店であってもロゴなどの色を変えなければいけません。主に建物の高さやデザインに規制を設けている場合が多く、計画しているファサードデザインに問題が無いか必ず事前に確認しましょう。※魅力的なファサードデザインを設計したとしても、景観条例に即していなければ店舗を建築することができません。
屋外広告物条例
屋外広告物条例とは、屋外広告物(看板や広告)の掲出に関する条例で、都道府県や市町村など各自治体が、国土交通省が所管する屋外広告物法に基づき定めました。規制内容にはサイズや設置場所や色などがあります。また適用除外以外の看板は設置する前に許可が必要になります。看板を設置する前には、管轄する役所に必ず規制内容の確認をしてから進めましょう。
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店舗ファサードに関わる実績例
新規店舗の看板製作および設置工事
株式会社ニトリ様
ニトリ蒲郡店
2024年1月にオープンしたニトリ蒲郡店の看板製作および設置工事を行いました。屋上広告塔・ファサード看板などの大型看板のほか、駐輪場サインなどの小型看板や屋内のトイレサインなども対応しております。建物に取り付ける小型の看板は仮表示を行い、設置位置・高さなど現地で確認いただき調整しながら設置いたしました。
内装・サイン工事
株式会社河合楽器製作所様
ユニゾンモール東中野教室
2022年2月にオープンした音楽教室の内装工事とサイン工事を行いました。本教室は東京管内でも旗艦教室として位置づけられており、内装も意匠の凝らされたものになっております。今まで河合楽器様からは多くの案件を依頼いただいており、ありがたいことに今回も『安心して任せられる朝日エティックで施工をして欲しい』と要望をいただきました。
施設の規模ですが、防音室は7室すべての部屋にグランドピアノが配置されています。お引渡しの際にはご担当者様からも出来栄えについてお褒めの言葉をいただくことができました。
医院名変更に伴う看板製作・設置工事
ちょうメディカルクリニック様
もともとあった自立看板や壁面看板、診察時間案内看板に加え、新たにチャンネル文字や切文字看板を設けました。本件の現場は病院であるため、高齢者の出入りが多くまた作業場所が玄関前ということもあり、施工中は休業日なのかと誤解を与えてしまうことがありました。そのため、通行の妨げにならないよう積極的に声をかけて誘導し、誤解と事故発生の未然防止を徹底しました。施工の仕上がりはもちろん、医院の営業中にも気配りし、患者様のご迷惑にならないよう注意した点も評価して頂きました。
店舗ファサードに関することは朝日エティックへ
ロードサイド店舗を中心にさまざまな施設に対応
【19事業所で、全国エリア対応を実現】 |
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カフェ、レストラン、ドラッグストア、カーディーラー、オフィス、ガソリンスタンドなど、幅広いお客様からお選びいただいております。当社では全国19ヶ所に事業所を置き、窓口スタッフと現地スタッフとで【打合せ~調査~施工】の対応が可能です。お客様は当社窓口スタッフとの打合せのみで、全国(北海道から沖縄まで)サポートさせていただきます。店舗の新設や維持管理は、是非、朝日エティックまでお問い合わせください。