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公開日:2024.12.24 最終更新日:2025.07.29
# 塗装工事# 工事
遮熱塗料と断熱塗料の違いは?【工場・倉庫の悩み別に効果を解説】
遮熱も断熱も方向性は似ていますが、効果や特徴に大きな違いがあります。
項目 | 遮熱塗料 | 断熱塗料 |
主な機能 | 太陽光(赤外線)を反射し、熱の侵入を抑制 | 熱伝導を抑制し、熱の移動を遮断 |
作用原理 | 塗膜表面で太陽光エネルギーを跳ね返し、建材の蓄熱を防ぐ。日傘効果。 | 塗料内の微細な空気層や中空セラミック、特殊な樹脂などが熱の伝達を阻害する。魔法瓶効果。 |
得意な季節 | 夏(日差しが強い時期に効果を発揮) | 夏・冬(年間を通して効果に期待) |
夏場の効果 | 屋根や外壁の表面温度上昇を最大15~20℃程度抑制し、室内温度上昇を2~5℃程度抑制できる場合が多い。 | 外からの熱の侵入を遮断し、室内温度上昇を抑制。遮熱と異なり、日差しがなくても効果を発揮。 |
冬場の効果 | 基本的に効果なし。 | 室内の熱が外へ逃げるのを防ぎ、暖房効率を高める。 室内温度低下を抑制し、保温効果を発揮。 |
省エネ効果 | 主に冷房費の削減に貢献。 | 冷暖房費の両方の削減に貢献。 |
費用 | 比較的安価~中程度。一般的なウレタン・シリコン塗料よりは高価だが、フッ素系など高性能塗料と同等レベル。 | 高価な傾向。特殊な材料を使用するため、一般的な塗料より高くなる。 |
耐久年数 | 5~15年程度(使用する樹脂の種類による)。 | 長寿命なものが多い(使用する材料やメーカーによる)。 |
結露抑制 | 間接的な効果は限定的。 | 直接的な効果が期待できる。室内外の温度差を緩和し、表面結露の発生を抑制。 |
防音効果 | ほぼ期待できない。 | 製品によっては、塗膜の厚みや特殊構造により、期待できる場合がある。 |
汚れの影響 | 影響は大きい。 | さほど影響は無い。 |
施工時の注意点 | 下地の状態や色の選択が重要。ムラなく均一に塗布する必要がある。 | 規定の膜厚を確保することが非常に重要。下地処理も入念に行う必要がある。 |
遮熱塗料
遮熱塗料は、太陽などの熱を反射する効果があり、熱が建物内部に伝わるのを防ぐことができます。屋根や外壁に遮熱塗装を行うことで、夏場の室温を抑えることができ、省エネ効果や快適な環境が期待できます。※遮熱塗装には断熱材のような熱を逃がさない効果はありません
注意点は、塗装した面が汚れると反射効果が低減することです。本来の効果を発揮するためにも、汚れがつきにくい塗料を使用すること、また定期的な清掃が求められます。
【主な効果や特徴】
・反射効果
・省エネ/節電
・断熱塗料より安価
断熱塗料
断熱塗料は、熱伝導を抑えることができ、外部からの熱が伝わりづらく、内部からの熱を逃がさない効果があります。そのため夏は涼しく冬は暖かく室温をたもつことができ、節電にも繋がります。また塗料の選択によって防水効果、防音効果も期待できます。
注意点は、断熱性、防水性、耐久性などの機能性に優れているぶん塗料自体の価格が高い傾向にあります。ただし耐用年数が長いため、メンテナンスの頻度が低くなるメリットもあります。
【主な効果や特徴】
・反射および断熱効果
・省エネ/節電
・防音効果
・防水効果
【工場・倉庫の悩み別】 遮熱塗装と断熱塗装
室内の温度を下げたい
遮熱塗装 断熱塗装 がおすすめです
遮熱塗料や断熱塗料には特に夏場の室温を下げる効果が期待できます(目安2~3℃)。遮熱塗料は断熱材のような効果はないものの、断熱塗料よりかは安価で取り入れやすいため、予算に応じてお選びください。
夏は涼しく、冬は暖かくしたい
断熱塗装 がおすすめです
夏と冬の快適な室温を実現するには、断熱塗料がおすすめです。断熱塗料には、夏に最適な効果(熱を反射する効果)と、冬に最適な効果(熱を逃がさない効果)と、両方を兼ね備えておりますので、1年を通して快適な室温を保つことができます。
折半屋根による室温上昇を抑えたい
遮熱塗装 断熱塗装 がおすすめです
金属の屋根は素材が薄く熱が伝わりやすいので、それが室温上昇の原因にもなっています。遮熱塗料により、外気温30℃の場合に折半屋根の表面温度が50℃から30℃に下がった実績もありますので、室温上昇を抑えたい方は是非ご検討ください。
最上階による室温上昇を抑えたい
遮熱塗装 断熱塗装 がおすすめです
太陽に近い最上階は施設内でも特に影響を受けやすく、屋根の表面温度が室内温度に直結しやすくなります。空調を使用しても外的要因が大きい場合その分電気代などに負担がかかります。遮熱塗料または断熱塗料で屋根材が熱くなるのを抑えることができれば、外部からの熱による干渉を軽減することができます。
天井が高く空調が行き届かない
遮熱塗装 断熱塗装 がおすすめです
吹き抜けなどで天井が高く空間が広い場合は冷暖房が効きづらくなります。冷暖房などは取り入れつつ、遮熱塗料や断熱塗料を組み合わせることで、電気代などの負担を減らすことができます。
雨音などがうるさい
断熱塗装 がおすすめです
防音や遮音に特化した塗料はありますが、断熱塗料にも防音効果は期待できます。理由としては、機能性の無い一般的な塗料に比べ塗布部分の表面が厚くなる傾向にあり、空気の振動(音)が伝わりにくくなるためです。屋根に断熱塗装をすることで、屋根に当たる雨音の軽減などにも期待がもてます。
状況に応じて「遮熱と断熱」を選択
今年の夏も厳しい暑さとなり、工場や倉庫内で働く皆様が過酷な環境で大変な思いをされたかと思います。また昨今は急に冬の季節に変わり、温度がいっきに下がるという厳しい傾向にもありますので、是非、来年の夏または冬に向けて快適な環境づくりのお手伝いができればと思います。
■夏本番に向けた「遮熱/断熱塗装」の施工スケジュールイメージ
※施工内容・施工面積・天候等の条件によりスケジュールは前後します
2025年11月中旬 :お問合せ、現場調査
2026年1月上旬 :調査報告、施工計画、見積り提出
2026年3月上旬 :ご予算確保
2026年5月上旬~:メンテナンス工事着工
■冬本番に向けた「断熱塗装」の施工スケジュールイメージ
※施工内容・施工面積・天候等の条件によりスケジュールは前後します
2025年9月中旬 :お問合せ、現場調査
2026年6月上旬 :調査報告、施工計画、見積り提出
2026年8月上旬 :ご予算確保
2026年10月上旬~:メンテナンス工事着工
朝日エティックの「工場・倉庫の作業環境改善ソリューション」
大切な資産である工場や倉庫を、より長くベストな状態に保つためには、塗装以外のメンテナンスも重要になってきます。朝日エティックは、「建築・土木工事」、「内外装工事」、「電気・計装・防爆工事」、「看板工事」など塗装工事以外のあらゆる事業も展開しており、工場・倉庫にいま必要なメンテナンス工事をあわせて承ることができます。
問題が発生してからと言わず、余裕がある今のうちに工場や倉庫のトータルメンテナンスの計画をご検討頂ければと思います。お悩み・相談事などありましたら、お気軽に当社までお問合せください。
【1】遮熱/断熱塗装工事 |
太陽の光や熱を反射することで屋根などの表面温度上昇を防ぎ、空調機の負荷を軽減します。 |
【2】遮熱フィルム貼工事 |
太陽の光や熱による窓際温度の上昇を抑え、空調機の負荷を軽減します。 地震の際はガラス片の飛散防止にも効果的です。 |
【3】シートシャッター設置工事 |
スピーディな開閉で冷気・暖気の逃げを最小限に留め、空調機の負荷を軽減します。 |
【4】照明LED化工事 |
消費電力は蛍光灯の半分以下、光源の発熱量も少なくなるため室温の上昇を軽減します。 |
【5】空調・その他電気設備工事 |
建物の構造を考慮し、空調機の導入効果を得られる改善をご提案します。 |
【6】遮熱コーティング工事 |
窓から入る熱量を軽減します。安価かつ短期で完了するメニューをお求めの方におすすめです。 |