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公開日:2024.07.10 最終更新日:2026.01.16
# 看板工事# 看板# 工事

「看板撤去」は、単なる設備の解体ではなく、法令遵守と安全確保が求められる重要なリスクマネジメントの一環です。老朽化対策や事業所の移転、リブランディングなど、撤去の動機は様々ですが、不適切な施工や廃棄物処理は、依頼主である企業側にまで法的・社会的な責任が波及する恐れがあります。
このページでは看板工事のプロとして、コスト面だけでは見えてこない「安全かつ適正な撤去」を実現するための実務上の注意点を解説します。また、撤去を機に新たな看板戦略へと移行する際の、投資対効果を見据えた選択肢についても言及いたします。貴社のブランド価値を維持し、次なるステップを盤石にするためのガイドとしてご活用ください。
| 【19事業所で、全国エリア対応を実現】 ※お客様は当社窓口スタッフとの打合せのみで、全国網羅(北海道から沖縄まで)が可能です |
| 札幌支店・仙台支店・盛岡営業所・郡山営業所・東京本部・新潟営業所・静岡支店・松本営業所・北陸支店・名古屋支店・大阪本社/大阪支店・広島支店・米子営業所・岡山営業所・高松支店・福岡支店・鹿児島営業所・沖縄支店 |
沿岸部では塩害による腐食が早く進み、幹線道路沿いでは排気ガスや振動が劣化を加速させることがあります。またビルの谷間にある看板は風の通り道となり、構造への負担が想定以上に大きくなることもあります。設置環境を考慮した定期点検と、状況に応じた修理・交換・撤去の判断が不可欠です。
「色褪せ/褪色」や「不点灯/照明不良」や「塗装剥がれ」などの相談が多く、特にLEDや蛍光灯が部分的に切れていると、文字が欠けて見え、店舗の印象を損なうばかりか営業中かどうかも伝わりにくくなります。また、金具やビスの緩み、フレームの小さな歪みを放置すると、わずかな強風でも看板全体が揺れ、事故に繋がる可能性があります。
「表面のひび割れ・色あせ・剥がれ」、「看板自体の歪み・破損」、「表示内容の古さ(営業時間やメニュー変更に未対応)」など、修理で補えない劣化は交換のタイミングです。繰り返し補修するより新規製作の方が費用対効果が高いケースも少なくありません。また、店舗リニューアル時に看板を刷新することで、外観の統一感や新規顧客への訴求力を高められます。
長年設置された屋外看板は、風雨や紫外線、排気ガス、振動、塩害など、様々な外的要因に常に晒されているため、見た目以上に内部の腐食・劣化が進行していることが少なくありません。頑丈な素材で製作された看板であっても、内部の鉄骨や取り付け金具が錆びつき、強度が低下しているケースは多々あります。

強風や地震などの自然災害時、あるいは経年劣化の限界により、看板の一部または全体が落下・倒壊し、通行人に致命的な怪我を負わせたり、車両や近隣の建物に甚大な損害を与えたりする可能性があります。これは、企業活動そのものを揺るがしかねない一大事です。全国で実際に発生した、看板落下・倒壊事故の主な事例とその背景です。
| 年月 | 事故事例 | 概要 |
| 2007年6月 | 東京都 飲食店看板落下事故 | 老朽看板と防災意識の低さによる事故 |
| 2015年2月 | 札幌市 看板落下、女性重体 | 内部腐食の見逃しによる事故 |
| 2018年6月 | 北本市 サインポール倒壊 | 安全管理の不備による車両被害 |
| 2018年10月 | 所沢市 サインポール倒壊 | 台風影響による倒壊(人的被害は回避) |
| 2021年12月 | 大分市 看板枠組み倒壊事故 | 子どもの命に関わる事故 |
| 2024年2月 | 東京都 強風で看板落下事故 | 定期点検の未実施による事故 |
| 2025年1月 | 神奈川県事故 看板一部落下事故 | 強風とボルト腐食により、看板一が部落下 |
| その他 | 各地で看板落下多発 | 老朽化と自然の影響による事例多数 |
危険な屋外看板を放置することは、様々なリスクの連鎖を引き起こします。まず、各自治体の「屋外広告物条例」により、行政からの改善命令や罰金などの行政罰則、さらには強制撤去(行政代執行)の対象となることがあります。
万一、この「放置」が重大な事故につながってしまった場合、看板の所有者(管理者)は、民法「工作物責任」に基づき、数千万円から億単位に及ぶ多額の民事賠償責任を負う可能性があります。
これらは、企業の経営を大きく圧迫しかねません。一度失われたブランドイメージや信頼を取り戻すには、莫大な時間とコストを要します。
看板の撤去作業は、その種類や設置場所によって難易度や必要な技術が大きく異なります。また、高所作業や構造の複雑さ、地中の埋設物など、さまざまな要因が作業の特殊性を高めます。これらの専門性や特殊性は、作業の安全性や工期だけでなく、最終的な費用にも影響を及ぼすことをご理解ください。当社では、あらゆるタイプの看板に対応し、それぞれの特性に応じた最適な撤去方法で安全に作業を進めます。

【大型のサインポール】
地面に建植される看板で、基礎を設置して単独で自立させる看板です。地中を掘ってコンクリートで基礎を作るなど大掛かりな設置工事をしている分、撤去する時も大がかりな工事となります。サインポールの撤去は予算に合わせた方法がいくつかあり、「基礎コンクリートからの撤去」「ポール根本を切断して撤去」「ポール以外の看板撤去」などがあります。大型重機の使用有無、道路使用許可申請や交通誘導員の有無など、撤去方法によっても大幅に費用が変動、他の看板タイプに比べて費用が高くなる傾向があります。

【大型の袖看板(突き出し看板)】
ビルなどに設置されている看板は、高さや大きさ・重さに応じて高所作業車やクレーン車などが必要になります。袖看板は車道や歩道に面した場所に設置してあることが多いため、これらの重機を使用する場合は道路使用許可申請も必要になります。また、多くの袖看板はアンカーボルトとナットで壁に固定しています。看板撤去後、そのボルトをどこまで処理するか、電源配線の処理はどうするかなど、処理範囲によって作業内容が異なり、範囲が広がるほど費用は変動します。

【大型の壁面看板】
壁面看板には、BOX看板・パネル/プレート看板・箱文字・カルプ文字・切り文字などさまざまなタイプがあります。看板が壁面の高所に設置してある、作業しづらい立地にある、また材質によって重量も変わってきますので、同じサイズでも条件と状況次第で費用に差が出ることがあります。撤去後の壁面看板の跡を塗装するか、電源配線の処理はどうするかなど、条件と状況次第で費用に差が出ることがあります。

【大型の屋上看板】
屋上に設置してある看板は、高所作業かつ規模が大きいため、場合によっては足場掛けや大型クレーンの使用など、その分費用も上がります。請負金額によっては建設業の許可を取っている業者でなければ対応できませんので、大型看板撤去の実績が豊富かつ対応資格のある依頼先を探す必要があります。※請負金額が500万円未満なら建設業の許可は不要です


ビルなどの高所にある屋上看板や壁面看板、基礎を設置して自立させる大型看板などを修理・交換する際は、業者は作業員を安全に作業させる義務があるため高所作業車や足場を組む必要があります。また道路を塞いでの工事になる場合は道路使用申請と、一般車両や歩行者を安全に誘導するために交通誘導員が必要になります。必要に応じてリース代金や申請費なども各費用に含まれてきます。

支柱の数が多かったり、地盤が弱い設置場所で基礎が深く埋められていたりなど、看板の構造が特殊な場合は手間と時間がかかるため、費用が高くなる傾向があります。また、処分方法が特殊な素材を使った看板の撤去の場合は費用が高くなります。

パイロンサインやサインポールなどの建植看板は、基礎を設置して自立させる看板です。表示内容を消しただけ(白板にする)では、撤去/除却扱いとならないため、撤去する場合は、板面及び躯体を撤去する必要があります。地中を堀削する基礎撤去工事の場合では、見積もりの段階で、地中がどの様になっているか判断できないことが多く、追加作業・追加費用が発生する可能性があります。
看板の撤去は、単なる物理的作業ではありません。公衆の安全確保はもちろん、環境への配慮、そして様々な法規制や自治体の条例への適合が求められます。安全かつスムーズな撤去を実現するためには、これらを深く理解し遵守できる専門業者への依頼が不可欠です。

【屋外広告物条例と除却届】
許可を受けた屋外広告物(看板や広告板など)で、継続をせず設置を終了/撤去する場合は、撤去予定日の※10日前までに、屋外広告物除却届を出す必要があります。
※各自治体に確認が必要です
※除却前後の写真などが必要です

【建築基準法と安全基準】
建築物の一部として扱われる大型看板の撤去には、建築基準法に基づく構造計算やが必要となる場合があります。また、看板を取り外す際には、大きさ・重量・設置の高さなどを加味したうえで、専門的な知識や技術、資格を持つ作業員が行うことが望まれます。工事中の事故防止はもちろん、通行人や周辺の建物への配慮・措置も必須です。

看板の撤去工事で出た廃材(看板・電飾・基礎など)は法律に則って適切に処分する必要があります。依頼業者が不法投棄を行った場合、施主にまで責任を問われる恐れもありますので、廃棄物の処理方法については事前に確認するようにしましょう。

【道路法・道路交通法】
道路上や道路に隣接する場所での撤去作業には、道路の使用許可申請が必要となる場合があります。また、交通誘導員の配置など、周辺の安全確保と交通への配慮が求められます。

大まかなフロー
(1)お問い合わせ・ご相談
(2)現地調査・状況確認
(3)作業計画のご提案
(4)ご契約・作業準備
(5)安全・確実な撤去作業
(6)作業完了・最終確認

仕上げ状況を確認する
看板を撤去したあとの仕上げについて、工事完了後に整地されていない、壁に看板の跡が残っているなどの状況にならないよう事前に確認するようにしましょう。

追加費用発生の可能性も覚えておく
素材や構造など事前に情報を把握できていれば、より正確な見積りを出す事ができますが、図面や資料などが残っておらず現状把握が難しい場合は、工事の途中で追加作業が必要と判断されることもあります。例えば基礎の撤去に関しては地中部分が隠れていて掘削工事の途中で発覚することもあります。大がかりな工事の場合は、追加費用が発生する可能性があることも覚えておきましょう。

看板の交換や撤去に対し、このようなご要望などお持ちではありませんか?
会社・店舗を移転するので、看板を外したい
閉店するので、各種看板を撤去したい
老朽化した看板が、落下する前に撤去したい
店舗リニューアルするので、面板を交換したい
CI・VI変更に伴い、看板を作り直したい
朝日エティックはさまざまな看板を取り扱っており、小型看板から10mを超える大型看板まで幅広く対応しております。新規設置・メンテナンス・現状回復を含む撤去まで、看板に関わることは全てお任せください。
また必要な付帯工事も、15もの事業(建築土木・電気計装・内外装・塗装など)を展開している当社であれば、施設・店舗にいま必要な工事を、一括で実施することが可能です。一括で依頼することで複数会社とのやり取りに悩まされることもありません。まずはお気軽にお問い合わせください。