サイニットsignitIoTによる屋外広告物安全管理サービス

先進技術で不具合を予知する
革新的ソリューション

常時監視により
安全性向上

面板の褪色や破損、
ランプの不点を監視し
美観を維持

事故やトラブルの
発生リスクの低減
でコスト削減

予防保全と予知保全を組み合わせることで、屋外広告物の事故を未然に防ぐことができます。

従来の点検・メンテナンス予防保全

数年に一度、作業員による目視での点検を実施。点検の際、異常が見つかった場合にメンテナンスなど対応を行います。

+

signitによる監視予知保全

センサーにより取得したデータをリアルタイムに分析・判定することで、構造劣化や腐食などの異常を事前に検知することが可能です。

signitは屋外広告物の予知保全を可能にする新しいソリューションです。 電池駆動の無線センサボックスを屋外広告物に設置するだけで、IoTネットワークを用いて10年間常時、屋外広告物の状態を定量評価します。定期的に作業員が行う目視点検に加えて、 signitで行う看板の評価、その評価に応じた補修によって、予知保全が可能になります。

センサボックス

評価項目

電池駆動の無線センサボックスを屋外広告物に設置し、
IoT ネットワークを用いて、10 年間、傾き、構造劣化・破損、内部照明の不点灯、
内部鉄骨部の錆、面板の破損・色褪せ、意匠面の回転等の状態を遠隔監視
します。
更に、倒壊(10 度以上の傾斜) の即時検知機能を有しています。

傾斜・振動

傾き(倒壊)・
構造劣化・破損

検知項目

照度

内照照明の
劣化・不点灯

検知項目

地磁気

意匠面の回転

検知項目

色合い(RGB 強度比)

内部鉄骨部の錆

検知項目

色合い(RGB 強度)

面板の
破損・色褪せ

検知項目

3つの導入効果

01.IoT による常時監視で安全性の向上

目視できない箇所、点検と点検のインターバルに発生する不具合もセンサボックスによる監視でリアルタイムに察知します。

導入効果①

目視できない箇所の不具合を検知

目視点検では確認できない建築躯体内部、土中、ポール内側の腐食などもsignitで状態を監視することで、異常を察知できます。さらに屋外広告物の長期間にわたる点検間隔をsignitが常時監視で補います。台風などの影響による急な変化も見逃しません。 <定期点検とsignitの併用例> 定期点検とsignitの併用例

02.屋外広告物の美観を維持

美観に関わる状況の把握によって広告物の広告効果を常に最適な状態に保つことが可能になります。

導入効果②

屋外広告物の美観に関わる状態監視

signitが屋外広告物の面板破損や色褪せ、内照光源の不点灯などを監視することで、美観の状況を把握できます。把握した不具合に対応することで、広告効果や企業イメージを損なうリスクを低減します。 <監視する広告物の状況例> 監視する広告物の状況例

03.保守運用の最適化によるコスト削減

経年劣化予測による計画的な補修を可能にし、事故とその対応コスト発生のリスクを低減します。

導入効果③

保守のタイミングを最適化

長期にわたって蓄積したデータの解析によって経年劣化を予想することで、保守のタイミングを最適化することが可能です。 保守のタイミングを最適化

事故発生時の対応コストを削減

事故が発生した場合、看板の復旧費用だけでなく、事後処理に伴う多大なるコストが発生します。signitの導入により更に安全性を高め、事故発生リスクを下げることが可能です。

屋外広告物の最適な状態を維持し、企業イメージの維持・向上にもつながります。

料金プラン・サービス内容

センサボックスで取得した情報を、2 種類の料金プランに応じてお客様へお知らせします。

PLAN.1
システムからメールでお知らせ

月額基本料
1,200円/台(税抜)

signitが測定したセンシングデータが設定値を超過した場合、メールでお知らせします。費用が安価で導入しやすく、タイムリーな情報を受信できます。
※メール受信後の確認や点検保守の手配はサービスに含まれません。

PLAN.2
現地確認を行い適切な対策をご提案

月額基本料
2,400円/台(税抜)

PLAN.1 に加え、センシングデータを弊社で管理し、異常と判断した際には必要に応じて現地の状況を確認し、適切な補修対応をご提案いたします。
※緊急性の少ない錆の発生、光源劣化、面板褪色については状況確認せず定期報告書の提供のみとなります。
※お知らせメール機能の使用を選択できます。

sigfox

1 . センシングデータが設定値を超過した場合のお知らせサービス詳細

PLAN. 1、PLAN.2 共通 PLAN .2 のみ
検知事象 想定される不具合 お知らせする設定値
(初期設定値)
メール配信時刻 通知から現地確認、
補修提案までに要する日数
応急処置内容
1倒壊 倒壊 傾斜角 :10°以上 設定値超過直後 1営業日以内 ※1 倒壊した屋外広告物を敷地内に片付け立入禁止措置を行う ※2
2傾き 看板体の傾き
ポールの傾き
傾斜角 : 3°以上 設定値超過から1 時間以内
(毎時00 分)
周囲の立ち入り禁止措置を行う(カラーコーン・バー等) ※2
3面板破損 30%以上の破損 破損面積:30%以上 正午12 時(1 回/ 日) 破損面板を取り外し屋外広告物をシートで覆う ※3
4特殊な振動 外装材の劣化
フレームの劣化
ポールの劣化
特殊振動検出回数:
25 回/ 月 以上
午前9 時
(設定値超過の翌日)
3 営業日以内 ※1
5内照光源の不点 不点 前日から5 ~ 10%低下
6意匠面の回転 看板の向き変動 看板向き変動の有無

※本サービスは、当該屋外広告物又は屋外構造物が倒壊や破損、或いは故障しないことを保証するものではありません。
※ 設定値を超過しない範囲内で生ずる不具合については、本サービスの対象外となります。
※ 通信不具合等の影響で24 時間以上データ受信がない場合は、お知らせメールで通知いたします。
※1 悪天候による現地確認の延期や台風等の災害で対応案件が多数発生した場合を除きます。
※2 屋外広告物の撤去・処分費用は別途となります。
※3 対応可能な範囲まで面板の取外しを行います。面板の撤去・処分費用は別途となります。

2 . 定期報告書の送付

半年に1 度、屋外広告物の年間の状態をレポート形式に纏めて送付します。
広告物の傾き、振動、錆の発生、内照光源の明るさ、面板の褪色状況の変化を報告します。

センサボックス仕様

センサボックス

センサボックス

連続動作時間

10年(検知期間)

通信キャリア

LPWA(sigfox)

動作温度

-20~70℃

保護等級

IP54(屋外仕様)

ケース材質

難燃性樹脂(ASA)

寸法

H146xW82xD40

重量

250g

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よくあるご質問

  • Qどのエリアに対応していますか?

    A無線通信(sigfox)を用いてデータを通信しており、国内の市街地およびロードサイド店舗が対象となります。目安として携帯電話が使用できる範囲をカバーします。
    sigfoxサービス範囲を詳しく見る sigfox service maps 参照

  • Q古い看板にも使用できますか?

    Aはい。設置してからかなり年数が経った看板も、センサボックスを取り付けるだけでIoTによる監視が可能となります。
    さらに、老朽化した看板も専用の補強パーツ(開発中)と組み合わせることで、看板の安全を担保しつつ、ライフサイクルコストを低減します。

  • Qどんな形の看板につけられますか?

    Aセンサボックスが設置できるスペースと、通信電波を防がない素材であれば設置可能です。

  • Q設置方法は難しいですか?

    A電池駆動なので配線等の手間はありません。

  • Q不点や面板破損の検知できる範囲( 大きさ) はどれくらいですか?

    A1 台のセンサで2mx2m の看板の上記状態を検知できます。それ以上の大きさの看板には、センサボックスを複数台設置することをお勧めします。

  • Q看板以外の構造物にも使用出来ますか?

    Aはい。屋外構造物の倒壊や傾きの検知が可能です。